2012年5月29日火曜日

マンゴスチンからがんに効く健康食品

フルーツのマンゴスチンの厚い果皮が、ん治療向けの健康食品として普及を図られる。

マンゴスチンの厚い果皮は、抗菌や抗カビ作用があることで知られており、東南アジア地域では古くから伝承薬として用いられてきた。

マンゴスチンの厚い果皮はポリフェノールの一種である「キサントン」という成分を含んでおり、この成分を抽出することで、 がん治療の補完代替医療に役立つ健康食品として実用化したのだ。

培養したヒトのがん細胞と大腸ポリープを発症したラットに対して、抽出したキトサンを加えると、低濃度で48時間後にがん細胞の6~7割が死滅した。

一方、ラットに対しては、0.05%の非常に薄い濃度でエサに混ぜて食べさせたところ、食べないラットにに比べてポリープの数が約半数に減少した。副作用も無かったという。

キサントンには抗酸化免疫活性化の作用があることから、 がん予防やがん再発を抑えるための機能性食品として販売が開始される。