2012年11月15日木曜日

新薬が小児がんに効果

子供のがんである「小児悪性固形腫瘍」は日本で年間に約1,000~1,500人が発症する。

小児がん治療用の抗がん剤が新たに追加される見通しだ。

この小児がん「小児悪性固形腫瘍」に対して、ヤクルトが抗悪性腫瘍剤「カンプト」の効能・効果追加の公知申請を厚生労働省に行った。

「カンプト」は小児がん「小児悪性固形腫瘍」に対しては新薬となるが、「非小細胞肺がん, 小細胞肺がん, 卵巣がん, 子宮頸がん」の治療に対する効能・効果では1994年1月に承認済みで、さらに「胃がん, 結腸/直腸がん, 乳がん, 有棘細胞がん, 悪性リンパ腫」の治療に対しても 1995年9月に効能・効果の追加承認を受けている。

小児がんに対する新薬の承認申請は、厚生労働省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」を経て開発要請が出されたもので、早期に承認され、小児がん治療に利用できる要望が高い新薬なのだ。