2012年3月13日火曜日

乳がん、前立腺がん予防に効果的な食品

伝統大豆食品でがん予防

「大豆や豆腐などの伝統大豆食品が、乳がん、前立腺がん等のがんリスクを低下させる」と、アメリカ癌学会 (ACS)が発表した。

アメリカ癌学会(ACS)は、医療専門家、政策立案者、一般市民に対し、 がんのリスクを減らす食事や生活習慣等のアドバイスをするために 『栄養と身体活動(健康)に関するガイドライン』を発行しているが、

この2012年版のガイドラインとして、更新・発表された。

 
この更新は、2006年のガイドラインリリース以降に発表された、人間の母集団の研究や室内実験からのエビデンスを再検討した結果だ。

大豆・大豆食品は優れたたんぱく源であり、肉の良い代替品とできる。

また大豆には弱いエストロゲン作用があることから、ホルモン依存性癌を予防するイソフラボン植物性化学物質が豊富なのだ。

さらに、豆腐などの伝統大豆食品の摂取は、 乳がん・前立腺がんだけでなく、子宮内膜がん などその他のがん発病のリスクを軽減することも多くの研究で証明されている。

アメリカがん学会ががん予防に推薦する4つの基本原則は下記のとおり。

  1. 健康的な体重の維持
  2. 運動を心掛けた日常生活
  3. 植物性食品中心の食事
  4. 飲酒は控えめ